プロテオグリカン研究・開発の第一人者である弘前大学とサンスターが、サケプロテオグリカンに女性の更年期障害に脂質異常を予防する効果があることを動物実験で確認し、2019年12月に特許を取得したことを、日本経済新聞が報じています。
更年期障害は女性ホルモンの減少によって生じるとされています。
ラットの卵巣を摘出して更年期障害が現れる状況をつくり、プロテオグリカンを含んだ餌を食べさせるラット群とプロテオグリカンを含まない餌を食べさせるラット群などの血液中の脂質状況を比較した。
2020年1月25日 日本経済新聞
実験の結果、
プロテオグリカンを含む餌を食べた群では総コレステロールや中性脂質、非善玉・悪玉コレステロールの増加が抑制された。
2020年1月25日 日本経済新聞
プロテオグリカンは関節炎や骨粗しょう症の予防、また美容化粧品等に使われていますが、今後は、「更年期障害」の予防に関するサプリメントなどの商品が開発されるのではないでしょうか。
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